みどり薬局では、製剤に必要な特殊な機械設備を導入し、局内で漢方丸剤の製剤を行っています。局内で製剤することにより、様々な処方指示に対応する事が可能となります。
丸剤は、混合・練り込み・製丸・乾燥の4工程を経て出来上がります。


様々な処方内容に対応できるよう、常時数多くの生薬を用意しています


処方指示に基づき、生薬または生薬末を計量し混ぜ合わせます。


混ぜ合わせた生薬は粉砕機で粉末にします。


生薬の練りこみには、専用の機械を使います。


計量した生薬末に煉蜜(れんみつ)を加えて練り込みます。


耳たぶ位の固さに仕上がるように調整しながら練り込みます。


煉蜜(れんみつ)とは・・・蜂蜜(はちみつ)を煮詰めて水分を飛ばして作ります。

 


練り込んだ生薬を丸状にするために、専用の製丸機を使用します。


練り込んだ生薬を、製丸機にセットします。


微妙な調整操作を繰り返しながら作業を進めます。


生薬は適切なサイズのきれいな丸状となり出てきます。


不揃い等を取り除き、乾燥作業に進みます。

製丸機の動く様子をご覧ください。

 


丸状になった生薬の乾燥には、専用の乾燥機を使用します。


数丸引っ付いている為、途中で解して1丸ずつにし、再度乾燥を続けます。


ここまでの工程を経て、丸剤は完成します。


丸剤は、処方せん内容に基づき、主に分包した状態でお渡しします。